海外FXで大人気のXMですが、デメリット点としてスプレッドが広い事があげられています。
もちろんその通りなのですが、実はこれにはトレーダーが安心できて納得できる理由があるんですよね。
今回はXMのスプレッドが広い理由について書いていきます。
なぜスプレッドが広いのか？
そもそも海外FX会社のXMはスプレッド(手数料)をとる事で運営を行なっています。
なのでスプレッドが広いのには仕方がないのです。
スプレッドが狭いと利益も少なく会社が成り立たない為、トレード環境もお粗末になってしまいます。
安かろう悪かろうと同じで、スプレッドが広い分、トレーダーにとって充実した環境とサポート、そしてFX会社が成り立つ！winwinの関係にあるのです。
DD方式とNDD方式
それだけで終わるとさすがにあれなので、もっと詳しく説明していきます。
そもそも、FX会社には2通りの運営方式があります。
ここでのマネーの流れを理解する事でFX会社選びも変わってくる事でしょう。
トレーダーにとっても重要なので、是非理解してくださいね。ここ知らないでトレードするのは正直やばいです。
DD方式
まずはDD方式について説明していきます。
DD方式とはインターバンク市場を通さない運営方式となります。
トレーダー⇄FX会社
とこんな感じです。
本来であれば、トレーダーとインターバンク市場との間に、FX会社が入り売買注文をインターバンク市場へ流し中継役割を果たします。
しかしDD方式ではインターバンク市場を通さない為、FX会社とトレーダー間でのやり取りとなります。
簡単に説明するとトレーダーが負ければFX会社の利益、トレーダーが勝てばFX会社の損失となります。
なので負けトレーダーが多いほどFX会社の利益となる為、わざわざスプレッドで利益を取らなくても運営できてしまうのです。
その為スプレッドは狭くなっています。
更に、ここには少し怖いところがあり、会社を運営するには負けトレーダーを多くしなければなりません。そこでスプレッド狩り(一時的にスプレッドを広げてトレーダーのポジションを決済させる)をしてくるDD方式のFX会社がたまにあります。
たまに別々のFX会社のチャートを見比べると片方だけ髭が長いチャートがあったりします。
思い当たる節がある方も多いはず。そうそれがスプレッド狩りです。全ての会社とは言わないですが、注意が必要です。
ちなみに国内FX会社のほとんどはDD方式を採用しています。(;´･ω･)
NDD方式
次にNDD方式を説明します。
こちらはDD方式とは逆になりトレーダーとインターバンク市場をしっかり通します。
トレーダー⇄FX会社⇄インターバンク
こんな感じです。
海外 FX会社のXMはこちらの方式となります。
つまりトレーダーのポジションは全てインターバンクで管理される為、FX会社の利益はスプレッド分のみとなり、トレーダーが負けよが勝とうがFX会社には何の問題もありません。
NDD方式は海外FX会社に多く、トレーダーの勝ちが確定してしまうトレーリングストップ(利益を確保したまま、一定のスプレッドを維持してポジションを伸ばしてくれる)なども余裕で使わせてくれる所も魅力的ですね。
広いスプレッドでも優位にトレードするには？
しかしながらスプレッドが広いと勝ちにくいのは事実です……(._.)
初めからマイナス分が多くポジションがスタートしてしまうのですから。
特にスキャルピングは難易度が高く上手いプロトレーダーも苦戦しています。
なので、初心者や中級者にはスプレッドの影響をあまり受けにくいデイトレードやスイングトレードをおすすめします。
ロスカットラインを広くする事でポジションの優位性が増しますよね？
分かりづらい方は利食いラインとロスカットラインを10pipsずつと100pipsずつでスプレッドを入れて、どちらが確率的に有利か計算してみてください。
圧倒的に100pips側です。
まとめ
ここまで長々と書いてきましたが、
やはりスプレッドが広くても、トレーダーにとっていい環境はNDD方式側かなと思います。
しっかり手数料を払い安心した環境でトレードしたいですもんね。
やはりXMの環境は最強でした。
NDD方式を採用している海外FX会社
※リスク回避も考えるなら複数口座開設をおすすめします。
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