近くに置きすぎると損切りだらけになりますし、遠くに置くと損失が大きくなってしまうんですよね…
トレーダーなら一度はこんな悩みを持った事あるのではないでしょうか?
実際私もこの損切りポイントについては、かなり悩まされて考えてきました。
そこでいくつか結果が出た損切り方法がありましたのでこの記事にてシェアしておこうかな…
と思います。
では、今回はFXの損切り幅はどう決めるべきか、損切りしないトレードは果たしてありなのか?
あなたのベストな損切りポイントを徹底解説していきたいと思います。
損切り幅はFXのトレードスタイルによって違ってくる!
まず初めに、損切り幅についてはトレードスタイルは人によって違ってきます。
トレードスタイルとはご存じの方も多いかと思われますが、下記の通り大まかに3つ分かれています。
・スイングトレード
・デイトレード
・スキャルピング
では、本題です。
仮にスイングトレードをしている方がスキャルピングトレーダーと同じように10pipsで損切りしていたとしましょう。
しかし、利確の機会が少ないスイングトレード。
一回の利益は大きくとりたいですよね。なんと言っても保有期間を長くゆっくり利益を伸ばしていきたいですから。
こうなると10pipsでは損切り幅が狭すぎて、損切り貧乏になってしまうのがオチです。
1週間、1か月とじっくり利益を伸ばしたいのに損切りの山では意味なしです。
逆も同じで、スイングトレーダーのように1000pipsを損切り幅としてスキャルピングをしたとします。一見良さそうに見えますが落とし穴です。
まず利確を2〜5pips程度にしていたら、ばしばし利確されていくでしょう。
しかし、ある時利食いされずに損失か膨らみ膨らみ1日、2日と日が経つが損失は膨らむばかり。( ノД`)シクシク…
ポジションはマイナスのまま…なんて事態に…(全く戻って来ず含み損だけ増えていく一方なんて経験は私を含めトレーダーなら1度は経験されているはず)
これではスキャルピングなんて言えないですよね…短期売買になってませんし…
ではどうしたら良いのだ?となるので、僕なりの解決方法を教えておきます。
まず取りたい利益ポイントに対して損切幅は10倍で設定します。(もっと大きくすればもっと勝ちやすいです)
これだと確率的に勝てると思うので、勝てたら次は勝った分だけ損切り幅を大きくしていくのです。
と言うのは、利食いを10pipsにすれば損切りは100pipsとなります。利益が出れば次のトレードは利食いを10pipsで損切りは110pipsとします。
こうすれば資金は増えますし、増える度に次のトレードが有利に戦えます。
「いやいやこれだと一回負ければ全損じゃないか?」と思った方。
そうなんです。
なので最終利益となるのは、「もう十分だ」と出金した時が本当の勝ちです。
私の経験上の話ですが、損切りを大きく細めに利食いして一定期間で出金。
そしてまた最初に始めた資金で新たに再スタート。
これが一番資金増えますし勝てます。
「大きなロットで膨大なpips狙おう」なんてトレードしてもほとんどは利益を握りつぶして、「あの時利食いしていれば…」となる事が多かったです。(証拠金増えれば次のトレードが、より有利になるのにね….)
目先の利益に目がくらみ、まだいけるやろ….なんてトレードは中々勝てずゼロカットの山です。
スタイルに合わせて損切りpipsを決めましょう。
損切り幅はFXの取り引き通貨によっても違ってくる。(ボラティリティ)
様々な取り引き通貨があるFXにおいて、ボラティリティ(簡単に言うと値動きの大きさ)も通貨によって様々です。
例えば、メジャーな取り引き通貨のポンド円とドル円では10pips動くのは圧倒的にポンド円が早いです。
ドル円に対してポンド円は約3倍以上動く感じがあります。(時と場合による為、絶対ではないです。)
こうなると、やはり損切り幅もドル円と同じにしていては意味がないです。
ボラティリティに合わせて損切り幅も動かす必要があるかと思います。
しかし、ここを理解するには実際に取り引きしながら決めていくのが1番の近道です。
今の相場のボラティリティに合わせた損切り幅を見極めながらトレードしていきましょう。(上昇トレンド、下降トレンドの値幅観察が重要です。)
何度でもいいますがボラティリティも様々です。
時間帯や通貨ペア、指標時など一定ではないのでトレード経験を積んで見極めていきましょう。
基本を覚えても、実践で感覚を掴まなくては、バットの振り方をを覚えてもホームランは打てないのと同じです。
一つ例として、私個人的な基準としてですが、
ドル円の損切りを10pipsにすれば、ポンド円はその3倍の30pips、GOLDは6倍の60pipsとしています。
後はこれらと同じ程度のボラティリティだと思う通貨があればグループを作り、同じ程度の比率にしていけばOKです。
<グループ分けの例>
10pipsグループ | USD/JPY | AUD/JPY、EUR/USD |
30pipsグループ | GBP/JPY | GBP/USD、AUD/USD |
60pipsグループ | XAU/USD | BTC/USD、BTC/JPY |
自己資金によって損切り幅を決めるのもあり(入金した分がゼロになるか増やせるか)です。
まずは自分の自己資金内で、失っても大丈夫くらいの金額を決めましょう。
(これを倍にしないと借金が返せない、生活費がなくなる…
なんて口座資金では、気持ち的にもプレッシャーがかかり平常心でのトレードなんてできませんのでだめです。)
マイナスになるのが怖くて、大きく利益が取れた場面でもすぐ利確してしまうなんて事になっては勿体ないです。
投資は余裕資金でやり、常に最悪の事態を考えやるのが理想です。
まずは生活の安定が心の安定に繋がりますよ。
資金ができれば口座に入れて、ハイレバトレード(ギャンブル)です。
海外FXであればゼロカットシステムを導入している所が多く入金した分以下に口座資金がなる事はありません。
レバレッジをかけて大勝負に出るのです。
負けたとて、失ってもよい資金です。楽しめたと思えたら十分。
増えたら最高な状態です。出金しましょう。
超絶守りトレーダーは実は2%以下が理想
とは言っても、数値でしっかり管理したいと思う方は
バルサラの破産確率などを参考にして頂けるといいかと思いますが
自己資金の2%以下が理想の損切り額です。
これ以上にしてしまうと勝率が低い場合破産確率もかなり高くなります。
理想は長くトレードしながら、ゆっくり勝率を高めるのが大事です。
トレードしていくうちに負けトレードを改善できるチャンスがどんどん増えていくので!
経験値はあなたの財産になります。
とにかく、急がば回れです。
一気に億万長者になるはギャンブルと言っても過言ではないです。
FXは投資ですもんね。
ギャンブルでなく投資としてトレードするならば100万円で月3パーセント程度の利益(3万円ほど)をとりに行くくらいなら気持ちも楽に稼げると思います。
ロットも0.05程度でいいですし。
まとめ
簡単にまとめると
損切り幅は
・トレードスタイルによって細めに利確して有利に戦う
・取引通貨によってpips数を変える
・海外FXを利用して余裕資金で一攫千金
・口座資金の2%以下に損切りがなるように調整して守りのトレード
しかし完全なる答えはありません。
自分なりのトレードが1番です。
そして利食いと損切り入れたらゆっくり寝れるよ。(笑)
睡眠時間は体調にも大きく関わるのでお気をつけて
※この記事は、あくまでも参考程度に投資は自己責任でFXを楽しんでください。
ではまた次の記事で
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